信越化が後場下げ幅を拡大、14年3月期通期予想が市場予想を下回る

 信越化学工業<4063.T>が後場下げ幅を拡大。午後1時30分頃に第1四半期(4~6月)連結決算を発表し、売上高2709億800万円(前年同期比1.6%増)、経常利益490億2200万円(同19.5%増)と2ケタ増益となったが、併せて発表した、これまで未定としていた14年3月期通期業績予想を売上高1兆600億円(前期比3.4%増)、経常利益1800億円(同5.8%増)が四季報予想の経常利益2000億円を下回ったことなどがネガティブ材料視されている。
 塩ビ・化成品事業の中核をなす米国シンテック社が中南米をはじめとした世界中の顧客の拡販により業績を大きく伸ばしたほか、半導体シリコン事業の採算改善が寄与し第1四半期は売り上げ・利益ともに伸長したが、第2四半期以降のウエハー市況や為替など事業を取り巻く環境が不透明なことから、保守的なものとなったようだ。

信越化の株価は14時7分現在6660円(▼260円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)