新日理化が突発人気、かつての仕手相場再現の思惑も

 新日本理化<4406.T>が売買高急増のなかで突発人気化、にわかに市場関係者の注目を集めている。東証と大証の経営統合に伴い、前週16日に現物株市場が統合され、大証単独上場銘柄は新たにTOPIXに組み入れられることになっている。「今回は全体への流動性インパクトが大きいため、8月30日と10月31日の2回にわたり組み入れられる見通し」(準大手証券)とされている。これに伴いTOPIX型パッシブ連動資金による新たな買い需要が生じることになり、対象銘柄に株式需給面での思惑が浮上、その一角である銭高組<1811.T>が短期資金の買い攻勢に人気化している。
 そうした中、新日本理化は11年11月から12年2月末にかけて投資集団による買い集め思惑のなかで仕手化、200円台から1300円目前まで駆け上がった経緯がある。当時は新日本理化を中心軸に大証単独上場銘柄が相次いで連動高を演じるなど市場でも話題となったが、今回もその時の相場が局地的に再現されている。東証が18日付で、同社株を信用取引の日々公表銘柄指定から解除すると発表しており、これも人気化再燃の背景となったようだ。

新日理化の株価は14時12分現在284円(△42円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)