<動意株・25日>(大引け)=新日理化、古河機金、カイノスなど

 新日本理化<4406.T>=突発人気化。東証と大証の経営統合に伴い、前週16日に現物株市場が統合され、大証単独上場銘柄は新たにTOPIXに組み入れられることになっている。「今回は全体への流動性インパクトが大きいため、8月30日と10月31日の2回にわたり組み入れられる見通し」(準大手証券)とされている。これに伴いTOPIX型パッシブ連動資金による新たな買い需要が生じることになり、対象銘柄に株式需給面での思惑が浮上、その一角である銭高組<1811.T>が短期資金の買い攻勢に人気化している。 

 古河機械金属<5715.T>=上昇加速。鉱山用機械と銅精錬が収益の二本柱。産業機械部門、ユニック部門および金属部門が順調に伸びている。今期営業利益は前期比4割増の47億円を予想しているが、市場関係者の間では保守的との見方が強く、200円前後の株価は上値妙味が大きいとの見方がある。

 カイノス<4556.T>=後場一段高。前引け後に発表された第1四半期(4~6月)決算で、売上高14億6300万円(前年同期比5.3%増)、経常利益7700万円(同42.4%増)と大幅増益となったことが好感されている。引き続き腎機能検査薬と糖尿病検査薬が好調だったほか、輸血検査薬およびアレルギー診断薬などが堅調に推移し、売上高・利益を牽引した。

 日立化成<4217.T>=急反発。同社が24日発表した14年3月期第1四半期(4~6月)の連結純利益は前年同期比63.3%増の81億5800万円と大幅増益を記録したことが好感された。液晶パネル向けの半導体関連製品やスマートフォン向け部材などが好調だった。同時に14年3月期の純利益予想を従来の190億円から225億円(前期比19.6%増)へ増額修正した。為替差益や福島第一原発事故で工場の操業が停止したことによる東京電力からの補償金を計上した。
 
 河合楽器製作所<7952.T>=大幅反発。ピアノで世界的なブランド力を誇り、急速な経済成長で生活水準が向上している新興国への展開に注力、特に中国では自国製のアコースティックピアノから、日本メーカー製の電子ピアノに買い替える傾向が強まっており、現地でのサポート体制も充実させている同社製品へのニーズが高まっている。株価は6月7日の144円を底に適度な調整を入れながら上昇基調が継続、200円台乗せ後も頑強な動きが継続している。

 セプテーニホールディングス<4293.T>=続急伸。米フェイスブックの4~6月期業績が最終損益黒字転換を受けて、フェイスブック関連銘柄への関心が高まっており、フェイスブック広告の公式APIパートナーである同社もその一環として買われている。また、フェイスブックに出資しているデジタルガレージ<4819.T>なども上昇が目立っている。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)