SMBC日興証は石油セクターの投資判断を「中立」に引き上げ

 SMBC日興証券は25日付のリポートで投資判断を従来の「弱気」から「中立」に引き上げた。
 リポートでは「当証券では従来販売競争がエスカレートする懸念をしていたが、今回、需給悪化に歯止めがかかったと判断。個別銘柄ではJXホールディングス<5020.T>のセクター内相対評価に基づく投資評価を『3』から『2』へ引き上げた。7月以降、石油元売り各社は減産や市中買いなどにより、緩和した製品需給の立て直しに動き、7月5日以降のレギュラーガソリンのスポット価格は約1リットル当たり4円上昇した。これによる卸売価格の上昇が小売価格に浸透し、レギュラーガソリンのスルーマージンは、足元では1リットル当たり25.2円とボトムアウトしつつある。今後の石油製品需給の改善要素として、エネルギー供給構造高度化法に基づく製油所の閉鎖があげられる。7月にはコスモ石油<5007.T>の坂出製油所の閉鎖が予定。14年3月には、出光興産<5019.T>の徳山製油所、JX日鉱日石エネルギー室蘭製油所の原油処理停止が予定されている。14年にかけ、内外のマクロ景気も回復が予想され、需給バランスは改善に向かう可能性がある」としている。

JXの株価は10時6分現在520円(▼3円)
コスモ石の株価は10時6分現在183円(▼5円)
出光興産の株価は10時6分現在8350円(△30円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)