新日理化が続急騰、1年半ぶりに仕手化様相

 新日本理化<4406.T>が、全般相場急落のなかで前日に続く急騰で異彩を放っている。東証と大証の経営統合に伴い、前週16日に現物株市場が統合され、大証単独上場銘柄は新たにTOPIXに組み入れられることで、これに伴いTOPIX型パッシブ連動資金による新たな買い需要が生じる。ここに着眼した特定資金の買いが一部の材料株素地を内包した銘柄に集中、同社株にも火が付いた。同社は11年11月から東証と大証統合の話を底流に人気化し6倍以上に株価を大化けさせた実績がある。この時は、最近急動意した日本カーバイド工業<4064.T>などを手掛けたとされる投資集団の買いが取り沙汰されたが、仕手性の強さでは群を抜く。動意まで若干のタイムラグはあったが、東証が7月18日付で同社株を信用取引の日々公表銘柄指定から解除すると発表したことが、1年半ぶり急騰劇の号砲となった形だ。

新日理化の株価は10時9分現在327円(△42円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)