外為サマリー:1ドル99円26銭前後の円高、米量的緩和の早期縮小観測が後退

 26日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=99円26~27銭近辺と前日午後5時時点に比べ72銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=131円75~79銭と同50銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円は99円20銭前後への円高が進んだ。前日のニューヨーク市場では米ウォール・ストリート・ジャーナルが「来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で低金利政策を維持するためのガイダンスを示す可能性」と報道したことを受け、量的緩和の早期縮小観測が後退。米金融当局は、少なくとも失業率が6.5%を上回る状況が続く限り政策金利をゼロ付近に据え置く方針を表明しているが、この失業率を6.0%前後に変更するのではとの思惑も出ている。
 この日の朝方に発表された6月の全国消費者物価指数は前年同月比で0.4%上昇となった。市場予想(0.3%)を上回る上昇となり、一時99円38銭へ円安が進んだが、円売り一巡後は買い戻しが強まった。
 ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3275~76ドルと同 0.0049ドルのユーロ高・ドル安で推移。前日発表の独・7月Ifo景況感指数が市場予想を上回るなど強めの経済指標が出ており、ユーロは強含んでいる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)