<話題の焦点>=好業績・出遅れ銘柄関連、利益水準反映し株価上昇へ

 14年3月期決算の第1四半期(4~6月)の決算発表が本格化している。そこで注目されるのが、サブプライムローン問題が発生した当時の07年3月期~08年3月期の営業利益水準を更新する可能性の高い銘柄だ。なかでも、好業績見通しにもかかわらず、株価水準が07年以降の高値に対して戻り率で出遅れている銘柄に照準を絞りたい。

 テルモ<4543.T>は、カテーテルなど心臓血管領域を強みとする医療機器メーカー。米国企業の買収、中国企業との提携などグローバル展開を加速。14年3月期第1四半期は、国内外の売り上げ順調、為替差損などのマイナス影響の回避により、良好な決算となったもよう。

 横河電機<6841.T>は、工業計器の国内トップ。各種プラントの運転制御システムや、自動車、電子部品などの開発向け測定器を手掛ける。近年、天然ガスの生産工程向け制御システムの豊富な納入実績を生かし、この分野の事業拡大を積極化。シェールガス開発の増加を背景に、エネルギー関連の好調が見込まれる。

 メディパルホールディングス<7459.T>は、主力の医療用医薬品卸売りが配送改善をテコに拡大が続いている。病院、薬局との単価交渉が奏功し採算改善も見込める。

◆主な好業績、株価出遅れ銘柄

                 07~08年3月期  07年以降
銘柄(コード)   今期予想営業益  ピーク営業益     の高値     株価   戻り率

旭化成<3407.T>   130000   127801    977    662  67.7
テルモ<4543.T>    70000    66942   6260   5410  86.4
サトーHD<6287.T>   6500     5695   2630   1952  74.2
横河電<6841.T>    24000    29274   2015   1355  67.2
スズキ<7269.T>   150000   149405   3790   2544  67.1
ショーワ<7274.T>   19000    17698   2060   1336  64.8
メディパル<7459.T>  33000    27950   2440   1309  53.6
豊田通商<8015.T>  155000   131671   3460   2982  86.1

※株価は24日終値、単位:100万円、円、%

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)