<私の相場観>=グランド・ウィン・パートナーズ・代表取締役 宮崎 康裕氏

 日経平均では1万5000円を目前にして足踏み状態となっている。先の参院選挙で事前予想通り自民党が圧勝したが、株価には織り込み済みであり、今後は衆参両院での自民過半数確保を受けての安倍首相の具体的な政権運営の動向待ちとなろう。

 目先的には週明けの米・FOMCや8月1日の米雇用統計、中国7月製造業PMIの内容が注視される。海外で重要指標が目白押しであることに加えて、8月は国内や外国人投資家も本格的なバカンスシーズンに突入することから、全般的に大きな盛り上がりが期待できないだろう。日経平均での当面の予想レンジとしては、1万5000円突破にはエネルギー不足ながら下値では1万4000円を割ることは無いと思っている。

 第1四半期決算の中から好業績株をチェックすることは当然だが、テーマに乗る材料株を東証2部や新興市場の中小型を中心に個別物色で対処していきたい。エイチーム<3662.T>やコロプラ<3668.T>などのソーシャルゲーム関連や、群栄化学<4229.T>などの3Dプリンター関連の株価動向も引き続き注視したい。テーマ的には9月7日にブエノスアイレスで開催されるIOC総会が間近に迫ってきたことから、東京への五輪開催地決定を期待して関連銘柄も見直してみたいところだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)