大手銀行株が大幅安、米国の出口戦略の思惑が影を落とす

 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などメガバンクが大幅安。全般相場はヘッジファンドなどによる売り仕掛けが観測され、そのなか時価総額の大きい大手銀行株への売り圧力も強まっている。また、デフレ脱却を主眼としたアベノミクスの一環である金融緩和をよりどころに、銀行株は上昇トレンドが期待されてきたが、米国では景気回復を背景に量的緩和の出口戦略が意識されており、日銀もそれを受けて金融政策スタンスにやや修正がせまられる可能性がある。長期金利は低位安定しているものの、為替市場などの円高はそれを映す兆候として銀行株にとってもマイナスの思惑として作用しているようだ。

三菱UFJの株価は12時44分現在603円(▼25円)
三井住友の株価は12時44分現在4445円(▼155円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)