<動意株・29日>(大引け)=江守商事、東洋機械、スカイマークなど

 江守商事<9963.T>=後場急伸。午後1時に14年3月期の連結業績見通しを従来予想の売上高1755億円、経常利益36億円から、売上高1925億円(前期比33.1%増)、経常利益41億5000万円(同38.1%増)に上方修正したことが好感されている。12月決算である中国子会社の上期業績が好調に推移していることに加えて、下期も中国でニッケル、電解銅などの金属資源や、精米や紙などの生活関連資材の売り上げ増加が期待できることなどが要因としている。

 東洋機械金属<6210.T>=6日続伸で、約2年4カ月ぶりの300円台回復。東証と大証の現物株市場統合で、大証単独上場銘柄と大証主力銘柄には新たなファンド買い需要など需給面での思惑が発生。同社も元大証主力銘柄でその範疇に入るほか、好調な業績も評価されている。スマートフォンやタブレット端末などの需要加速を背景に主力の射出成形機の海外輸出が拡大、14年3月期連結業績は従来予想から増額され、売上高205億円(前期比4.9%増)、経常利益12億3500万円(同0.5%増)と増収増益見通しにある。

 スカイマーク<9204.T>堅調。売買代金も前週木曜日(25日)から急速に厚みを増しており、「ファンド筋などの特定資金の買いが絡んでいる可能性もある」(市場関係者)という見方。増勢を強める訪日外国人客数など収益環境に追い風は意識されるものの、直接的な買い材料は見当たらない。ただ、材料株としての値動きの軽さは強み。また、一株純資産が510円あり、時価はPBRで0.7倍見当と、ファンダメンタルズ面からのアプローチでも同業他社と比較して割安感がある。

 日立金属<5486.T>=急反発。26日取引終了後に発表した今14年3月期の第1四半期決算で、7月1日付の日立電線との合併の影響を考慮する必要があることから、未定としていた今3月期と通期業績予想を公表。連結売上高は前期比45.6%増の7800億円、経常利益2.4倍の510億円と大幅増益を予想ており、合併効果で収益力が高まったことが好感されている。配当は第2四半期末、期末各々7円、年間配当14円とした。

 応用技術<4356.T>=ストップ高。前週末26日の取引終了後、13年12月期の業績予想について、従来予想の売上高22億円、経常利益8400万円から、売上高22億5000万円(前期比6.5%増)、経常利益1億5600万円(同2.3倍)に上方修正したことを好感。消費税率引き上げ前の駆け込み需要の取り込みを目指す内需系メーカーから営業支援システムの引き合いが増加しているほか、エンジニアリングサービス事業における防災・減災関連の好調な引き合いなどが業績を押し上げる見通し。

 ネオス<3627.T>=3日連続のストップ高後に、後場一転急反落の乱高下。スマートフォン需要の加速に伴い、ネットゲーム関連やLINE関連銘柄に値を飛ばすものが増えていた。業績は今年度第1四半期の3~5月期に営業利益が前年同期比2.6倍となるなど絶好調、LINEクーポン参入思惑が根強い中で3年後売上高100億円以上の中期計画も現実性が高い。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)