外為サマリー:1ドル97円80銭前後でもみ合う、FOMC前にポジション調整も

 29日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=97円80~81銭近辺と前週末午後5時時点に比べ90銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=129円89~93銭と同1円26銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円は1ドル=97円80銭前後と約1カ月ぶりの円高水準でのもみ合いが続いた。市場関係者は、あすから31日にかけての米連邦公開市場委員会(FOMC)に注目している。今回のFOMCでは金融政策のフォワードガイダンスが打ち出され、量的緩和策が市場予想より長期化するのではとの観測が強まっている。このなか、「大きく膨らんだドル買いポジションの解消の動きが続いている」(市場関係者)格好だ。いったん、一部のドル買いポジションを閉じた後は、今週末にかけて立て続けに発表される米GDPや雇用統計などの重要指標をみたうえで、再度、ポジションを組み直す動きが強まっているようだ。ただ、目先的には97円後半まで円高が進んだことで、模様眺め気分も出ている。
 ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3277~78ドルと同0.0010ドルのユーロ安・ドル高で水準で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)