東京株式(大引け)=468円安、円高とアジア株安で続急落

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 週明け29日の東京株式市場は円高などを背景に売り加速となり、ほぼ全面安のなか日経平均株価は前週末の下げ幅(432円安)を上回る急落となった。
 大引けの日経平均株価は前週末比468円安の1万3661円と大幅安で4日続落となった。この4日間で日経平均は1100円超、7.6%の下落をみせている。東証1部の売買高概算は25億6546万株、売買代金は2兆1924億円。値上がり銘柄数は57、値下がり銘柄数は1676、変わらずは15だった。全体の95%超の銘柄が下げる全面安商状となった。
 きょうの東京市場は大きく売り先行でスタートし、寄り付きで1万4000円台を割り込んだ後も下値模索の展開を続け、後場後半に一段安となり安値引けとなった。
為替が1ドル=97円80銭近辺の推移と円高に振れ、これにリンクする形で下げ幅を広げる展開。円高以外には明確な悪材料が確認できないなかで、ヘッジファンドなどによる円買い・株式先物売りの仕掛け的な動きも観測された。中国・上海株式などアジア株の軟調が下げを助長し、押し目に買い向かう動きもまばらだった。
 個別では、トヨタ、富士重、マツダなどが大幅安となったほかソフトバンクも大きく売られた。ファーストリテも急落。三菱UFJ、三井住友なども値を下げた。オリックス、アイフルが安く、野村HDなど証券株の下げもきつい。ネオスは一時ストップ高から後場は大幅安に転じた。半面、ファナックが大幅高。日立金が買われ、東洋機械も高い。Vコマースも人気となった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)