アジア株安とドル円下落継続へ・・・・

米・利上げ先送り観測もドル売り材料・・・・
 日経平均株価が大幅続落し、中国株の下落幅も大きくなり、ドル円は97円台での推移となっています。参議院選挙が予想通り与党勝利で終わり、CPIもプラスに転換した事で、日本サイドからは「材料出尽くし感」が強まり、株価とドル円相場の買い材料が不在となってしまったが如き様相を示しています。

 一方、今週、米国では、明日から始まる米FOMCと、水曜日発表の米・2Q・GDP、金曜日発表の米・7月雇用統計に注目が集まっています。そして、FOMCやGDPに関しては、市場はドル売り材料と見ている模様です。

 GDPはこれまで、1%程度の成長率が予想されていましたが、基準年や算定基準の変更もあって、これまでの予想よりも低い数字となるとの見方が強まっています。又、FOMCに関しては、今月は量的緩和の縮小に関しては先送りし、その一方で、市場の利上げ開始時期予想を後退させるべく、フォワード・ガイダンスを変更すると見られています。
 
 雇用統計の数字に関しては、現在、雇用者数18.5万人増、失業率7.5%と予想されており、もし予想通りの数字となれば、ドルの買い材料と見られかもしれません。しかし、その前のイベントをこなすまでは、ドルの下値を探る展開が強まると思われます。ドル円は、97円半ばを下回ると、テクニカル的にも一段と下落する可能性が高まりますので、今夜から明日に掛けては、ドルの一段の下落に注意したい処だと思います。