東京株式(寄り付き)=FOMCを前に小安く始まるも切り返す

 30日の東京株式市場は売り買い交錯、寄り付きの日経平均株価は前日比26円安の1万3634円と続落して始まった後は小幅プラス圏に切り返す展開。前日の米国株市場では30日からのFOMCを控え、利食い先行となりNYダウは3日ぶりの反落となった。FRBのバーナンキ議長は量的緩和政策の長期継続を示唆するとの見方もあり、足もとは1ドル=97円90銭近辺の推移と円高含みで推移する円ドル相場の動向にも警戒感が強い。また、中国政府が前週末発表した1~6月期の工業利益の伸びが鈍化したのを受けて、中国景気減速への懸念も改めて強まっており、中国関連株をはじめ全般の上値を重くしている。ただ、東京市場は前日までの4日間で1100円超、7.6%の下落をみせていることもあり、値ごろ感からの押し目買いも観測される。業種別には33業種中、19業種程度が高く値上がり上位は海運、電力ガス、石油、鉄鋼、食料品など。半面、その他金融、空運、水産、不動産、卸売などが軟調。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)