花王が反発、13年12月期最終利益は670億円に減額も買い安心感が台頭

 花王<4452.T>が反発。同社はここ子会社の美白化粧品の自主回収問題で株価も波乱含みの下げとなっていたが、ようやく下げ止まる動きをみせている。同社が29日発表した13年12月期通期の連結業績予想の修正では、売上高は従来予想の1兆2700億円から1兆3000億円に増額したが、一方で最終利益は730億円予想から670億円に減額修正している。利益面では、同社子会社であるカネボウ化粧品とカネボウ化粧品の子会社が製造販売した美白化粧品の自主回収などに伴う損失費用が、売上原価に28億円、特別損失に56億円含まれている。しかし、減額修正の幅が明らかになったことで、逆に買い安心感が出た形となった。また、為替の円安メリットに加え、アジアのコンシューマープロダクツ事業が想定以上に好調で、売り上げが当初見込みに上乗せされていることもプラスに評価されている。

花王の株価は10時6分現在3085円(△80円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)