ポジション調整は最終局面…!?

上値重いが、思った以上に下値は堅い - ドル円
※ご注意:予想期間は7月31日と表示されていますが、本日(30日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

 FOMC(米連邦公開市場委員会)を巡る思惑を背景にしたドル売り圧力は根強く、先週末安値を下回る場面も見られたものの、昨日は“思った以上に下値が堅い”印象でした。

 連日の日経平均急落を背景にしたリスク回避姿勢はドル円を97.60円付近へと押し下げましたが、注目の「日足・一目均衡表先行スパンの雲の下限(97.50円)」手前では「しっかりと下値が支えられた」からです。もっとも98円台に乗せたところは依然として上値が重く、先月26日以来となる97円台で昨日の取引を終えています。
“行き過ぎた”ドル売りには反発が入りやすい
 こうした中で本日の展開ですが、引き続き“下値堅め”を確認しつつ、“上を下へと揺れ動く”展開が想定されるところです。

 明日の「ADP雇用統計(21:15)」→「15分後(21:30)に米4-6月GDP(国内総生産)」→「その5時間半後(27:00)にFOMC発表」という慌ただしいスケジュール感は、引き続きポジション調整の最終局面を迎えると考えるのが自然です。このため先週からの“行き過ぎた”ドル売りには反発が入りやすく、不意に値を戻す動きには注意しておく必要があります。
ただし短期的にはまだドル売り…
 もっとも短期的にはドル売りへと傾斜しやすくなっており、前記した「日足・一目均衡表先行スパンの雲の下限(97.50円)」割れを試す動きに関してもまだ払拭されたわけではありません。また積極的なポジション形成が行われるスケジュール感ではないことを考えると、上値もしっかりと押さえられることは十分に考えられるところです。
引き続き、“下値堅め”が基本
 “下値堅め”を意識した展開が基本となりますが、“底打ち・反発”を演じるには“材料不足”であることを鑑み、イベント前でもあることから“ポジション調整(これには先週からのドル売りの調整も含みます)”主体に“上を下へと揺れ動く”を、メインシナリオと見ておきたいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:99.015(50日移動平均線、大台)
上値4:98.748(日足・一目均衡表先行スパン上限)
上値3:98.602(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:98.462(100日移動平均線)
上値1:98.266(ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:97.929
下値1:97.631(7/29安値、ピボット1stサポート)
下値2:97.491(日足・一目均衡表先行スパン下限)
下値3:97.294(ピボット2ndサポート)
下値4:97.235(6/26安値)
下値5:96.944(6/25安値、ピボットローブレイクアウト、大台)
※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。
12:06 ドル円 抵抗・支持ライン追加