三菱製鋼が大幅続伸、北米子会社の収益改善など寄与し14年3月期業績予想を上方修正

 三菱製鋼<5632.T>が大幅続伸。株価は一時、前日比48円高い269円まで買われている。30日の取引終了後、14年3月期の連結業績見通しを従来予想の1100億円、経常利益35億円から、売上高1200億円(前期比13.0%増)、経常利益55億円(同47.8%増)に上方修正したことが好感されている。主力のばね事業で北米子会社の業績が進んできていることに加えて、特殊鋼材事業で国内需要が徐々に回復してきており損益改善が見込めることなどが要因としている。
 同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は売上高261億9600万円(前年同期比10.9%減)、経常利益15億3300万円(同19.5%増)となった。特殊鋼材事業で主要顧客の建設機械向け需要が厳しい状況が続いていることに加えて、素形事業でも鉱山用建設機械部品の需要減とターボチャージャー部品の減少や精密鍛造品の撤退などが響き全体での減収を余儀なくされたが、北米子会社の大幅な収益改善で経常利益は増益を確保した。

菱製鋼の株価は9時32分現在256円(△35円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)