FOMC後の動きに注目=外為どっとコム総研 神田卓也

FOMC前の様子見ムード
本日のドル/円は、安く始まった日経平均株価が下げ幅を縮小すると98.10円台へ上昇、再び下げ幅を拡大すると97.70円台へ下落するなど株価の動きにつれる主体性に乏しい展開となった。
NY市場において、米7月ADP全国雇用者数(21:15)や米第2四半期GDP速報値(21:30)といった重要経済指標に加え、米FOMCが政策金利と声明文を発表(27:00)するため、様子見ムードが広がっている。
事前にポジションを傾けづらい
中でも、最も注目されるのはFOMC声明だろう。量的緩和の早期縮小についての示唆があればドル高に振れやすい半面、これまでのフォワードガイダンスを修正してゼロ金利政策の長期化を示唆すればドル安が進む公算だ。もっとも、議長会見を伴わない今回のFOMCで、FRBが重要な政策変更を発信する可能性は低いとの見方も少なくない。
肩透かしを喰らう可能性も考慮すると、事前にポジションを傾けづらい局面であろう。
内容にかかわらずFOMC後に値動きがありそう
様々な思惑が交錯しつつも事前に動きづらい事を踏まえると、FOMCの発表がどのような内容であってもドル/円にそれなりの値動きが見られる事になりそうだ。時間的にFOMCの前に発表される一連の米経済指標についても、直後の反応は限られようが、FOMC後に蒸し返される可能性があるだろう。