旭硝子が大幅安、13年12月期最終利益100億円に下方修正、期末減配も嫌気

 旭硝子<5201.T>はウリ気配で始まるなど朝方から売りが集中し、1月24日につけた572円の年初来安値を更新した。同社は31日、13年12月期業績予想の修正と期末配当予想の修正を発表した。売上高は従来予想の1兆3000億円から1兆3500億円に増額されたが、営業利益は1000億円から700億円に、最終利益は500億円から100億円に大幅下方修正された。欧州景気が想定以上に厳しく、建築用ガラスの需要および価格水準が予想を大幅に下回ったことが背景。また、来期以降の業績反転のために、欧州建築用ガラス事業などの構造改革を実施することで、追加の特別損失が発生する見通しにあることも足を引っ張っている。今回の業績見通し下方修正に伴い、期末配当金も前回予想の13円から5円に減額、年間配当金は中間期実績の13円配当を合わせて、26円見通しから18円見通しに切り下がり、これもダメ押しとなり見切り売りを誘っている。

旭硝子の株価は9時36分現在587円(▼48円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)