外為サマリー:1ドル97円80銭台でもみ合う、FOMCに反応し切れず

 1日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=97円84~85銭近辺と前日午後5時時点に比べ変わらず。対ユーロでは1ユーロ=130円16~20銭と同23銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円は97円80銭前後の横ばい圏で推移している。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文では、量的緩和の縮小の時期に関しての言及はなかった。また、変更の可能性が指摘されていたフォワードガイダンスにも変わりはなかった。全体的には米経済成長に慎重な内容となり、量的緩和の縮小時期は市場の想定より遅れるとの見方が浮上し、ややドル売り・円買いの動きが強まっている。
 市場で有力視されている9月のFOMCからの量的緩和の縮小開始は、後ずれする可能性も出ている。ただ、2日には米・7月雇用統計の発表が控えており、非農業部門の雇用者数増加が20万人を超える強めの数字となった場合、9月の縮小開始観測は再度強まるため、依然手掛けにくい状況は続いている。
 ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3304~05ドルと同 0.0024ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)