<話題の焦点>=安倍首相も愛用するマイボトル、各社の取り組みで例年以上のブームに

 今夏の記録的な暑さは一服しているが、熱中症対策として愛用者が増えているのがマイボトルだ。また、ペットボトルや空き缶などの容器を捨てずに済むという環境意識の高まりからも、この数年で利用者が拡大している。

 特にマイボトルが今年、例年以上に関心を高めているキッカケとなったのが、安倍首相が持参して国会に臨んでいること。安倍首相は健康維持に細心の注意を払っており、体を冷さない目的から常温の水をマイボトルで持ち歩いているが、安倍首相と同様に健康目的で自分に合った飲料を携行する動きは学生やサラリーマンなどの間で広がっている。

 さらに飲料メーカーやボトルメーカーもこの流れに乗って取り組みを強化している。サントリー食品インターナショナルはサーモスとコラボしてマイボトル飲料「drop(ドロップ)」を10月下旬から展開する。凝縮タイプの「ポーション」を、専用ボトルに入れて水で希釈して飲むもの。

 ステンレスボトル大手の象印は、自分自身でデザインしたシートを利用できる「オリジナルマグ」を展開しており、オリジナルボトル作りを提案している。

 また、コーヒーチェーン大手では、1996年の1号店オープン以来、マイボトルの取り組みを行っているのが、スターバックス コーヒー ジャパンだ。ドリンクを購入の際に、自身のカップやタンブラー、水筒などを持参した顧客に対して資源節約の謝礼として20円の値引きを行っている。

◆主なマイボトル・カップ関連
サントリーBF<2587.T> マイボトル飲料「ドロップ」を展開
キーコーヒー<2594.T>  「マイボトルで作ろう!水出しコーヒー」を販売
スターバックス<2712.T> マイカップ持参でドリンク代20円引き
象印マホービン<7965.T> オリジナルデザインシートを利用できる水筒を販売

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)