バイオ関連株が軒並み安、個人の投げ売りが顕著に

 DNAチップ研究所<2397.T>、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774.T>、テラ<2191.T>などバイオ関連株が軒並み安い。ここにきて新興市場の下げが目立ってきているが、これは指数に大きな影響を与えるバイオ関連が下落歩調にあるためだ。個人投資家の信用評価損はまだ通常レベルの範囲だが、バイオ関連については投げ売りがきつくなっている。市場では「政策関連で買われてきたが、ここにきて新たな支援材料が報じられなくなってきたことが、悪材料というべき。これまでは待っていれば材料が出てくるパターンだったが、その流れが止まっており、痺れを切らして投げる動きが観測される」(国内ネット証券)という指摘。再生医療への国策支援自体は着実に進行しており、目の難病患者を対象で14年夏をメドにiPS細胞を使った初の患者治療が国内で開始されることになっており、既に山中伸弥京大教授は今年度中にもiPS細胞を作って備蓄する計画を進める意向を示している。が、これをもって「いったんは出尽くしとなった感触」(同)と捉える声もある。

DNAチップの株価は13時10分現在11万5000円(▼5000円)
J・TECの株価は13時10分現在36万円(▼1万円)
テラの株価は13時10分現在2624円(▼116円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)