外為サマリー:1ドル98円40銭前後の円安、中国PMIを契機に円売りに

 1日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=98円40~41銭近辺と前日午後5時時点に比べ56銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=130円62~66銭と同69銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円は98円40銭前後への円安・ドル高が進んだ。午前10時に中国国家統計局と中国物流購買連合会(CFLP)が発表した7月中国製造業PMIは50.3と市場予想(49.8)を上回ったことから、リスクオン姿勢が強まり、円売り・ドル高が膨らんだ。朝方は97円台後半で推移していたが、中国PMIの発表を受け98円台前半へ円安が進行した。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文は、ややハト派的な内容となり、量的緩和の縮小時期は市場想定より後ずれするのでは、との観測も強まった。ただ、あす発表の米・7月雇用統計の内容次第では量的緩和縮小の早期開始思惑が台頭することも予想されるだけに、依然手控え気分も出ている。米・7月雇用統計は非農業部門の雇用者数が18万5000人増、失業率が7.5%という予想が出ている。
 ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3273~74ドルと同 0.0007ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)