米雇用統計への期待感が下支え=外為どっとコム総研 神田卓也

アジア市場は98.70円台まで上昇
本日のアジア市場は、総じて株価が堅調に推移したため円安基調となった。ドル/円については98.70円台まで上昇しており、前日の米7月ADP全国雇用者数の好結果を受けた7月雇用統計(2日発表)への期待感が支援材料となっていると見られる。
米雇用統計への期待感が下支え
海外市場でも、こうした期待感がドルを下支えする可能性が高くドル/円の下値は限定的だろう。また、朝方に発表された中国の7月製造業PMIが景況感の分岐点である50.0を上回った事は欧米株式市場でも好感されそうだ。
米経済指標の結果次第では99円台回復も
材料面では、米新規失業保険申請件数(21:30)と米7月ISM製造業景況指数(23:00)が注目され、雇用環境の改善傾向を示せばドル/円が99円台を回復する事も考えられる。その他、英MPCの金融政策発表(20:00)やECBの金融政策発表(20:45)およびドラギ総裁会見(21:30~)が予定されており、ポンド/ドルやユーロ/ドルを通じたドルの動きがドル/円に波及する可能性もある。