今夜の注目材料は?=外為どっとコム総研 ジェルベズ久美子

今夜の注目材料は?
東京市場のドル/円相場は株高などを背景に円安が進み、98.80円付近まで上昇しました。その後、一旦は上昇も一服していますが、この後の展開はどうなるのか、予定されている経済イベントから考えてみましょう。

8/1(木)
17:30☆(英) 7月PMI製造業
20:00☆(英) BOE政策金利発表
20:45☆(ユーロ圏) 欧州中銀金融政策発表
21:30☆(米) 7/27までの週の新規失業保険申請件数
21:30☆(ユーロ圏) ドラギECB総裁、定例記者会見
23:00☆(米) 7月ISM製造業景況指数
23:00  (米) 6月建設支出
※☆は特に注目の材料

本日は重要なイベントが多いです。
ドル/円については米国の新規失業保険申請件数とISM製造業景況指数の結果が注目されます。これらの結果が良好だと、一段高となって99円台に乗せる可能性も否定できません。ただ、明日に米雇用統計を控えていることから、上昇が一巡すると利食い売りなどが出て上げ幅を縮小する展開も予想されます。

英中銀(BOE)と欧州中銀(ECB)については、政策据え置きの公算です。
ただ、BOEについてはフォワードガイダンスを示す可能性もあり、政策据え置きでも声明の発表を異例に行う可能性は否定できません。
一方、ECBについては、ドラギECB総裁が定例記者会見で追加緩和について前向きな姿勢を見せるかどうかが注目されます。

こうした中銀のスタンスを受けてユーロやポンドが大きく動けば、間接的にドル/円も影響を受ける可能性があるため、ドル/円を取引するにしても、これらイベントとそれを受けた為替の動きには要注意です。