あす(2日)の為替相場見通し=米・7月雇用統計を注視

 あすの東京外国為替市場の円相場は、米・7月雇用統計を注視する展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=98円20~99円00銭、1ユーロ=129円50~131円80銭。注目を集めた米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文には、量的緩和の縮小の時期に関する言及はなく、全体的にはハト派的な内容だった。このため、量的緩和の縮小時期は市場想定より後ずれするのでは、との観測が強まった。また、7月の中国製造業PMIが市場予想を上回ったことから、リスクオン姿勢が強まり、円売り・ドル買いから98円70銭台まで円安が進んだ。
 米・7月雇用統計は非農業部門の雇用者数が18万5000人増、失業率が7.5%という予想が出ている。雇用者数が20万人を超す増加となった場合、量的緩和の早期縮小観測が再燃する可能性がある。あすは米雇用統計を前に手控え気分が強まることも予想される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)