米長期金利、日経平均上昇で円売り強まる

強い米経済指標結果を受けて
昨日の海外時間には、発表された米経済指標が予想よりも良い結果だったことから日経平均先物を含む各国株価と米長期金利が上昇したことを受けて、ドル円は99円台半ばまで上昇しました。なおBOE(英中銀)、ECB(欧州中銀)が予想通り金融政策の据え置きを発表しています。

欧州時間序盤、発表された英・7月製造業PMIが予想を上回ったことから英国株が上昇して、米長期金利と欧州株、日経平均が強含んで、ドル円は98.80円台まで、ユーロ円は130.80円台まで上昇しました。その後BOE(英中銀)、ECB(欧州中銀)が予想通り政策金利などの据え置きを発表しましたが、為替市場は小動きが続きました。

NY時間にはいって、発表された米・新規失業保険申請件数が予想よりも良い結果だったことからドル買いが強まってユーロドルは1.3190台まで下落しました。しかし直後にドラギECB総裁が「主要政策金利が現行水準またはより低い水準で長期にわたって据え置かれると予想」などとしたものの、追加利下げの示唆がなかったことからユーロドルは1.3240台まで反発しました。
その後S&P500が史上初の1700越えとなるなど各国株価の上昇が続き、米長期金利と日経平均先物の上昇も続く中リスク選好の動きでユーロドルは1.3260台まで、ドル円は99.00円台まで、ユーロ円も131.40円付近まで上昇しました。さらに発表された米・7月ISM製造業景況指数も予想を上回ったことから米長期金利や日経平均先物が一段高となる中全般的なドル買いが強まって、ドル円は99.40円付近まで上昇し、ユーロドルは1.3210付近まで反落しました。

NY時間午後にはいって、株価は高値圏でのもみ合いとなりましたが、米長期金利の上昇が続いたことから円売りは続き、ドル円は99.50円台まで、ユーロ円は131.40円台まで上昇幅を拡大しました。

今日の海外時間には米・7月雇用統計の発表があります。そのほかに英・7月建設業PMI、ユーロ圏・6月生産者物価指数、米・6月個人所得、米・6月個人支出、米・6月PCEコア・デフレータ、米・6月製造業受注などの発表とブラード・米セントルイス連銀総裁の講演があります。