来週の為替相場見通し=豪州や中国動向に関心も

 来週の東京外国為替市場の円相場は、2日の米・7月雇用統計を経てやや材料難からもみ合い基調となる展開も予想される。予想レンジは1ドル=98円00~100円80銭、1ユーロ=129円50~132円80銭。今週は米国の景気指標に強めの内容が続いたことから、週後半にかけて99円台後半への円安・ドル高が進んだ。米量的緩和に関しては、年末に後ずれとの見方と9月開始説が拮抗しているが、今後の雇用統計を含む米経済指標の内容次第となりそうだ。
 来週は、6日の豪州準備銀行理事会や9日の中国・消費者物価など新興国絡みの動向が注目される。日本では7日から8日にかけて日銀金融政策決定会合がある。同会合で新たな動きは予想されていないが、8日には黒田日銀総裁の会見が予定されており、その発言内容は注目されている。「徐々に夏枯れ相場入りも」(市場関係者)との声もあるが、参加者が減るなか荒い値動きとなる可能性もある。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)