外為サマリー:1ドル99円前後での一進一退、米雇用統計発表も方向感欠く

 5日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=99円07~08銭近辺と前週末午後5時時点に比べ51銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=131円45~07銭と同19銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円は99円ラインを挟んだ一進一退が続いている。2日に発表された米・7月雇用統計では非農業部門雇用者数は16.2万人の増加と市場予想(18.5万人増)を下回った。失業率は7.4%と市場予想(7.5%)に比べ改善したものの、20万人近い雇用者数の増加を見込む声も強かっただけに、7月の雇用統計は期待外れと受け止められた。来月初旬に発表される8月雇用統計を確かめる必要はあるが、9月米連邦公開市場委員会(FOMC)からの量的緩和の縮小開始観測は後退した。このなか、円相場も方向感のない展開となりつつある。今週は米国で目立った経済指標はなく、「時期的には夏枯れ相場入りも」(市場関係者)との見方も出ている。夏休みで徐々に市場参加者も減るなか、「薄商いのなか値は飛ぶ展開もあり得る」(同)との声もある。
 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.3267~68ドルと前日に比べ0.0048ドルのユーロ高・ドル安だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)