東京株式(前引け)=全体薄商いのなか利食いに軟調 

 5日前引けの日経平均株価は前日比140円安の1万4325円と反落。前場の東証1部の売買高概算は11億2939万株、売買代金は8945億円。値上がり銘柄数は544、対して値下がり銘柄数は1088、変わらず118銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、寄り付きから売りに押される展開。日経平均は前週後半の2日間で800円弱、率にして5.8%強の上昇を示していたことから利食い圧力が強かった。前週末の米国株市場ではNYダウが最高値を更新したが、為替市場で1ドル=98円台でもみ合うなど円高の動きにあり、これが主力株を中心に利益確定売りを誘発した。前週2日発表の7月の米雇用統計が市場コンセンサスを下回ったことから、FRBによる量的緩和の早期縮小観測が後退して円買い・ドル売り要因となった。ただ、日経平均は一時200円超の下げ幅をみせたものの、その後は押し目買いが入り下げ渋っている。週初ということもあって全体商いは薄い。
 個別では売買代金トップのトヨタが小幅安、ソフトバンクも冴えない。三菱UFJなど大手銀行株にも売りが先行している。新東工、ツムラなども急落したほか、日立造も値を下げた。半面、ソニーが堅調、三菱電も買いが優勢。フルキャストHD、ルックなども高い。マーベラス、ソースネクスト、名村造などが急騰している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)