<動意株・5日>(大引け)=アウトソーシング、三井倉庫、日本トムソン

 アウトソーシング<2427.T>=急伸。同社は工場の製造現場への人材派遣を主力としているが、アベノミクス第3の矢である成長戦略で、再就職支援など人材サービス企業への政策追い風が意識されている。また、国内は景気対策としての公共投資拡大や防災面から「国土強靭化」が政策テーマとなっているが、建設分野の技術系人材の不足が顕著だ。同社は新分野として建築施工管理技士派遣に注力しており、手掛かり材料として注目されている。

 三井倉庫<9302.T>=後場上げ幅を拡大し、大幅3日続伸。この日の午後1時30分に14年3月期の連結業績見通しを、純利益のみ37億円から50億円(前期比57.9%増)に上方修正したことが好感されている。第1四半期業績に固定資産売却益を計上したことが要因としている。売上高1590億円(前期比7.3%増)、営業利益62億円(同15.6%増)は据え置かれている。

 日本トムソン<6480.T>=後場急伸。午後1時に第2四半期累計(4~6月)の連結業績見通しを、売上高は従来予想の200億円(前年同期比4.4%増)はそのままに、経常利益を9億円から16億円(同85.3%増)に上方修正したことが好感されている。円安効果に加えて、費用削減努力が寄与する。なお、14年3月期通期業績予想は売上高420億円(前期比16.8%増)、経常利益30億円(同2.0倍)の従来予想を据え置いている。

 ルック<8029.T>=続伸。前週末2日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(1~6月)業績について、従来予想の売上高190億円、経常利益2億5000万円を上回り、売上高198億円(前期比11.7%増)、経常利益9億円(同10.6%減)になりそうだとの上方修正を発表したことが好感されている。直営店の売り上げや6月の春夏物バーゲンの売り上げが増加したことに加えて、コスト削減努力が奏功したことが要因としている。

 フルキャストホールディングス<4848.T>=続伸。5月27日につけた年初来高値と肩を並べる場面もあった。安倍政権の成長戦略で「雇用規制改革」関連の中心銘柄としての期待は強く、一気に新値追いの態勢に入ってきた。2日時点の日証金の貸借倍率は0.91倍となっており、取り組み妙味も増している。

 ジェイエスエス<6074.T>=急反発。4日にスペイン・バルセロナで開催された水泳世界選手権の男子400メートル個人メドレー決勝で同社所属の瀬戸大也選手が4分8秒69で金メダルを獲得、4泳法の総合力を競う個人メドレーでは、五輪を合わせて日本人初の世界一という快挙を達成したことから同社への関心が高まっている。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)