東京株式(大引け)=208円安、売買低調で主力株見送り

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 5日の東京株式市場は利益確定売り優勢で、前場は下げ渋る動きも見せたが、為替の円高を背景に後場に入り売り直された。大引けの日経平均株価は前週末比208円安の1万4258円と反落。東証1部の売買高概算は19億9669万株、売買代金は1兆6431億円。値上がり銘柄数は611、値下がり銘柄数は1037、変わらずは105銘柄だった。日経平均は大幅安も値下がり数は6割弱にとどまっている。ただ、ボリュームが急減、売買高が20億株を割り込んだほか、売買代金も2兆円台を大きく割り込み、いずれも今年最低となった。
 きょうの東京市場は、前週末の米国株市場でNYダウが最高値を更新したものの、為替市場で円高が進行したことや、今週末のオプションSQをにらみ先物主導で売りがかさんだ。前週発表の7月の米雇用統計が市場予測を下回ったことから、FRBによる量的緩和の早期縮小観測が後退し円買い・ドル売り要因となっている。日経平均は前引けにかけ押し目買いに下げ幅をいったん縮めたが、後場後半に1ドル=98円台前半まで円が買われ、これに歩調を合わせ、主力株中心に下げ幅を広げた。
 個別では、トヨタが軟調、ファーストリテも大幅安。野村HD、三井住友なども売られたほか、新東工、ツムラ、日立造、セブン銀などが値を下げた。半面、ネオスがストップ高、名村造は連日の急騰となった。アウトソーシング、ソースネクスト、ワコムなども買われた。ぐるなび、カシオなども値を飛ばした。栗本鉄、中国塗なども急速に上値追い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)