日新鋼HDが急騰、14年3月期業績減額も買い人気集中

 日新製鋼ホールディングス<5413.T>が急騰、前場東証1部の値上がり率トップに買われた。同社は5日、13年4~9月期の連結業績見通しと14年3月期通期の連結業績見通しの修正を発表、14年3月期の連結業績については、売上高が従来予想の6000億円から5570億円(前期比6.8%減)に、最終利益は135億円から120億円(前期は373億9800万円の赤字)にそれぞれ減額している。売上高が当初見通しを下回って推移し、原料高の影響や、今年6月3日に日新製鋼堺製造所で発生した冷間圧延機の火災に伴う損失も利益の足を引っ張っている。しかし、株価はこうした悪材料をむしろ足場にするかのような上げ足をみせている。市場関係者も首をかしげながら「寄り付きの大口買いは不明だが、その後は値動きにつく個人投資家のデイトレ的な買いが株価の押し上げにひと役買った」(国内ネット証券)と指摘する。5月27日以来の株価4ケタ大台回復は意外なタイミングでやってきた、ということはいえそうだ。

日新鋼HDの株価は11時30分現在1038円(△126円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)