〝元ダイショー〟を狙え!TOPIX採用に伴う需給思惑で人気素地

<7日予想>地合い好転で続伸、25日線奪回はプラス材料
 あす(7日)の東京株式市場は、引き続き株価指数先物主導で方向感に乏しい展開が予想される。そのなか、日経平均株価は続伸となりそうだ。

 6日の東京株式市場は、前場が薄商いのなか先物主導で大幅安となったものの、後場は一転先物が買い戻され、日経平均株価終値は、前日比143円高の1万4401円と反発した。ただ、東証1部の売買代金は1兆9407億円と連日の2兆円割れと閑散状態は続いている。後場の戻りについて、市場では日銀によるETF(上場投資信託)買いや、ヘッジファンド筋の仕掛け的な売買思惑の観測が出ていた。

 市場関係者は「6日終値で25日移動平均線(1万4330円)を上回ったことの意味は大きい。これで、調整が長引き深押しとなる懸念がひとまず回避された。5日移動平均線とのゴールデンクロスも射程圏に入ってきた」としている。
<トピックス>まだまだ狙い目!?〝元ダイショー〟からピックアップ
 東証と大証の現物株市場が統合されたことで、大証に単独上場していた銘柄は新たにTOPIXに組み入れられることになっている。

 元来、当該銘柄が東証1部に新規上場するケースでは、原則、上場翌月末にTOPIXに組み入れられる。しかし、今回その対象となる元大証単独上場銘柄は37銘柄に及ぶため、全体への流動性インパクトはかなり大きくなってしまう。したがって、今回は通例から外れ、8月30日と10月31日の2回にわたり組み入れが行われる。

 TOPIX採用に伴い元大証単独上場銘柄は「TOPIX型パッシブ連動資金による新たな買い需要が生じる」(市場関係者)。つまり対象銘柄には、それをベンチマークとする内外機関投資家からのファンド組み入れ需要が発生することで、株価が上昇しやすくなる理屈だ。

 実際の株価への浮揚力は未知数ながら、この思惑をバネに投機性の強い資金が一部の〝元ダイショー〟に流入している。その一角である銭高組が短期資金の攻勢に7月上旬から突発人気化したが、それを追いかけるように、新日本理化も7月下旬に急動意。

 今回は、時価総額や過去の人気性を考慮して、この2銘柄に続く可能性を秘めた〝元ダイショー〟を7銘柄ピックアップしてみた。

◆一癖も二癖もある〝元ダイショー〟の妙味株7選

銘柄(コード)   株価   業態                    人気化素地

神東塗料<4615>  234  塗料中堅、住宅向けで駆け込み特需も     ★★★
虹技<5603>    192  鉄鋼向け鋳型、自動車向けで回復へ      ★★★★
モリテック<5986> 305  板金加工品大手、PBR0.5倍台と割安   ★★★
古野電<6814>   683  魚群探知機、高精度GPS機器も手掛ける   ★★★★
大真空<6962>   409  人工水晶の素材からデバイス生産、足速い   ★★★★
名村造<7014>  1048  新造船受注残豊富、超低PERで見直し余地  ★★★★★
アプラス<8589>  164  信販大手、株価低位で瞬発力の高さも魅力   ★★★★★

※株価は5日終値