宇部興が急反落、第1四半期最終赤字転落を嫌気

 宇部興産<4208.T>が急反落。6日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高1534億4200万円(前年同期比1.4%増)、営業利益12億7100万円(同79.1%減)、純損益2億7100万円の赤字(前年同期23億4400万円の黒字)と最終赤字に転落したことを嫌気。ナイロン原料のカプロラクタムが中国での供給過剰に伴い市況低迷が続いているほか、タイ工場における設備トラブルもあり出荷が減少し、化成品・樹脂事業の収益が悪化。復興需要の本格化や公共投資の増加、住宅着工の持ち直しなどで建設資材事業は堅調に推移したが、大幅減益を余儀なくされた。
 なお、14年3月期通期業績予想は、売上高6750億円(前期比7.8%増)、営業利益340億円(同13.5%増)、純利益145億円(同75.4%増)の従来予想を据え置いている。ただし、8月1日付で宇部マテリアルズを完全子会社化したのに伴い、第2四半期に負ののれん代28億円を特別利益に計上するとしており、業績修正の必要が生じた場合には速やかに発表するという。

宇部興の株価は9時15分現在183円(▼15円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)