東京株式(前引け)=円高など嫌気し、先物主導で売り優勢

 7日前引けの日経平均株価は前日比275円安の1万4125円と急反落。前場の東証1部の売買高概算は11億2366万株、売買代金は9313億円。値上がり銘柄数は231、対して値下がり銘柄数は1413、変わらずは102銘柄だった。引き続き商いに盛り上がりを欠く中で全体の8割の銘柄が下落している。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数ともに軟調だったほか、為替市場で1ドル=97円台前半と約1カ月半ぶりの高値水準に円が買われたことで、主力株中心に売りが優勢となった。今週末にオプション8月物などのSQ算出を控え、先物主導の下げ圧力が働き、日経平均は一時380円超の下げを演じる場面もあった。ただ、その後は為替がやや円安方向に戻したことなどもあり、前引けにかけ下げ幅は縮小傾向をみせている。
 個別ではソフトバンクが大幅安、ファーストリテも大きく値を下げた。ファナックも安く、コマツも軟調。大平金、堀場製が急落、シスメックス、Uアローズなども大幅下落した。パイオニアも売られている。半面、東電が高く、ダイキンが急騰。住精化がストップ高、SMK、昭和シェルも値を飛ばしている。銭高組が買われ、日写印、Vテクノロジーなども大きく上値を伸ばした。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)