あす(8日)の為替相場見通し=日銀会合への反応など注視

 あすの東京外国為替市場の円相場は、急激な円高に対する修正があるかが焦点となりそうだ。予想レンジは1ドル=96円50~97円80銭、1ユーロ=127円50~130円00銭。この日は一時、96円70銭台まで買われる急激な円高・ドル安が進んだ。この要因として、エバンズ・シカゴ連銀総裁が「9月の縮小緩和の可能性を完全には排除しない」と発言したことから、米国と欧州の株式市場が下落。東京株式市場も急落し、リスクオフ姿勢が強まるなか、安全通貨とされる円に買いが集まった。円の上昇は急ピッチであり目先、一服場面も予想される。ただ、あすは日銀金融政策決定会合の結果発表があり、その後、黒田総裁の会見が予定されている。投機筋は、日銀会合を材料視することも考えられ、状況次第ではボラタイルな相場が続く可能性はある。
 96円台まで円が買われたことから、当面は一段の円高リスクへの注意が必要となりそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)