円高90円、日本株1万2千円割れのシナリオ

アベノミクス相場崩壊論は再燃するのか?!
 ドル円と日経平均は一定の相関関係が続いてきた≪資料参照≫。この理由の一つは、ヘッジファンドなど海外投機筋が日本株買いに動く一方で、円の下落に備え、為替リスク回避の円売りを行ってきたこともあったと考えられる。要するに、円売りと日本株買いは、ある意味では「一心同体」といえるかもしれない。
 さて、その円売りが、足元97円台後半の120日移動平均線より完全にドル安・円高になるなら円買いに転換する可能性があるということを、この間再三に渡って書いてきた。上述の「一心同体」が基本的に変わりないなら、海外投機筋は日本株売りになる。
 そして、そんなふうにドル安・円高、日本株安という方向で、なおかつ基本的な両者の相関関係に変化がないなら、おおまかな目安は「円高95円=日経平均1万3千円」、「円高90円=日経平均1万2千円割れ」といった見通しになるが、果たしてどうか?(了)