東京株式(寄り付き)=円高進行を受けて売り先行

 8日の東京株式市場は売り優勢の中始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比45円安の1万3779円と続落。前日の米国株市場でNYダウが48ドル安と3日続落したことに加え、目先は円高が急速に進行しており、これを受けて主力株中心に売りが優勢となっている。米長期金利の上昇一服を受けて、ドルの先高期待が後退しており、為替市場では1ドル=96円台半ばの推移と円買い・ドル売りの動きが活発化している。企業の4~6月期決算発表も一巡し手掛かり材料難が意識される中で、為替市場の動向に神経質になりやすいこともあって、足もとの円高は相場に重荷となっている。あすにオプション8月物などのSQ算出を控え、全般薄商いの中で先物の動向も注視され、裁定売買を通じて現物市場への影響が出そうだ。ただ、前日に日経平均は576円の急落をみせただけに値ごろ感からの押し目買いも入り、下げ幅は限定的だ。業種別には医薬品、情報通信、ガラス土石などを除き総じて軟調、値下がり業種で目立つのは、ゴム製品、鉄鋼、証券、空運、電気機器など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)