もうしばらく“底堅めの有無”を探りたい

「三役逆転」を背景に下落 - ドル円
※ご注意:予想期間は8月9日と表示されていますが、本日(8日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

 日足・一目均衡表の「三役逆転」を背景にしたドル円は、96円前半まで下値を切り下げました。

 576円の下落幅を見せた日経平均はリスク回避の円買いをもたらし、早くも欧州タイム序盤には下値のポイントと見ていた96円後半(4/2~5/22の61.8%押し:96.83円、6/13~7/8の61.8%押し:96.73円)に到達する動きを見せています。その後は97円半ばへと一時買い戻される動きも見られましたが、株安の連鎖からNYダウが続落、つれて米長期金利が2.5%台へと低下したNYタイムに入ると、さらに96円半ばへの下値拡大となっています。
“何時”買い戻しが入っても不思議ではない…?
 こうした中で本日の展開ですが、引き続き“底堅めの有無”となります。

 今回の下落に関しては、「株安に伴うリスク回避姿勢」や「米国債の償還・利払いに伴うレパトリエーション(国内への資金回帰)」、さらには「週末(9日)のSQ(特別清算指数)に絡んだ思惑」などが上げられますが、その中でも大きいのは「流動性が低下する局面」における「三役逆転」を背景にした「短期筋の売り仕掛け」と考えるのが自然です。このため“何時とは無しに”買い戻し圧力が入ってこないとも限りません。
日銀金融政策決定会合より、各種経済指標と株式動向を警戒…
 まず東京タイムの注目といえば日銀金融政策決定会合となりますが、現状維持が確実視されている状況で波乱は想定しづらいところです。それならば流動性が低下する状況下における「豪雇用統計や中国貿易収支などの各種経済指標」、何より「明日のSQに絡んだ思惑が揺れ動かす株式動向」に警戒しておきたいところです。

 「短期筋の売り仕掛け」がメインだと、当然のように「買い戻しの反発」や「下げ一服」も期待されるところです。それでももうしばらく、“底堅めの有無”を探りたい(確認したい)ところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:97.802(8/7高値、8/2~8/7の38.2%戻し)
上値4:97.313(ピボット1stレジスタンス)
上値3:97.238(8/7の61.8%戻し)
上値2:97.064(8/7の50%戻し、大台)
上値1:96.890(8/7の38.2%戻し)
前営業日終値:96.331
下値1:96.101(7/31~8/2の161.8%押し)
下値2:95.837(ピボット1stサポート)
下値3:95.602(6/13~7/8の76.4%押し)
下値4:95.344(ピボット2ndサポート)
下値5:95.197(4/2~5/22の76.4%押し)
※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。
11:45 ドル円 抵抗・支持ライン追加