<検証話題株・ユナイテッド> 「CocoPPa」人気で新興株の主役に、有料化の成否が今後のカギ(1)

 新興株市場で人気を集めていたガンホー・オンライン・エンターテイメントが株式分割後に調整色を強めたなか、代わって主役に躍り出たのが、ユナイテッド<2497.T>だ。スマートフォン向けのきせかえコミュニティアプリ「CocoPPa(ココッパ)」人気を背景に、株価は1カ月半で約15倍に急騰。新興株市場を代表する銘柄になった。

 ユナイテッド株の急上昇を牽引したのは、5月29日に、「CocoPPa」のAndroid版をリリースしたと発表したことがきっかけだった。「CocoPPa」は、ユーザーが投稿したアイコンや壁紙を使って、スマートフォンのホーム画面を自由にカスタマイズできるアプリで、全世界150カ国以上で利用されており、ユーザーが素材を投稿できることや国境を越えたコミュニケーションが可能なSNS機能が人気を博している。

 この「CocoPPa」の人気と業績への期待から株価は急騰局面入りし、5月29日からストップ高を交えて株価は7日続伸。その後、いったん上昇一服を挟んだが、会社側が6月24日朝方に「CocoPPa」の全世界累計ダウンロード(DL)数が1000万DLを突破と発表したことで急騰第2弾がスタート。その間、6月18日からは東京証券取引所が日々公表銘柄に指定したほか、26日からは信用取引の委託保証金率引き上げなど、信用取引の規制強化が入ったが、新興株市場全体が軟化したこともあって、値動きの良さに注目した短期資金が流入し、株価を押し上げた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)