ファナックが反発、足もとの受注増加で押し目は買い意欲強い

 ファナック<6954.T>が反発。同社株は日経平均寄与度の高さから、ファーストリテイリング<9983.T>やソフトバンク<9984.T>などと併せて、先物主導の裁定売買の象徴株として取り上げられることが多いが、日経平均と波動の近いファーストリテなどと比較して、株価の頑強ぶりが目立つ。7月の中旬以降は25日移動平均線を下支えとする下値切り上げトレンドを維持している。「ファンダメンタルズの評価が(日経平均に対しての)プレミアムであり、全体指数にツレ安する場面は逆に買い場」(中堅証券)という見方もある。NC装置で世界シェアの過半を占める工作機械の代表的な存在。中国の景気不透明感は警戒材料だが、北米の設備投資需要の盛り上がりは同社にとって好材料。13年4~6月期は大幅減収減益ながら株価が買われた背景には、「受注高の増加があり、1~3月期と比べて25%弱の高い伸びを示していることで、先見性の強い株価はこれを織り込んでいる」(同)という指摘。

ファナックの株価は12時47分現在1万5520円(△350円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)