米長期金利、日経平均先物の下落を受け円買い強まる

BOEフォワード・ガイダンスは条件付き
昨日の海外時間には、米長期金利と日経平均先物が下落したことから円買いが強まりました。

欧州時間序盤、東京時間に現物が大幅安となった流れをうけて日経平均先物が一段安となったことから円買いが強まって、ドル円は96.70円台まで、ユーロ円は128.50円台まで下落しました。

注目されていたBOE(英中銀)インフレレポートが発表され、いわゆるフォワード・ガイダンスの導入が発表されました。発表で「必要なら国債を一段と買い入れる用意」「失業率が7%を上回る限り量的緩和を解除せず再投資する」などとされたことから一旦ポンド売りが強まりましたが、一方でいくつかの条件が満たされなくなればフォワード・ガイダンスの適用を中止しする場合もある、との文言があったことから予想されていたものよりも弱いメッセージだったとの見方が強まって、ポンドは急上昇しました。ポンドの上昇にユーロもつられ、、ユーロドルは1.3320台まで、ユーロ円も129.40円台まで上昇しました。この間ドル円はクロス円の上昇につられたことと、日経平均先物が反発したことから97.30円台まで反発しました。しかしその後米長期金利と日経平均先物が下落する展開となったことから円買いが強まって、ドル円は反落を開始しました。

NY時間にはいって、各国株価が下落を始めると、米長期金利、日経平均先物が一段安となって、円買いが強まってドル円は96.40円台まで、ユーロ円は128.40円台まで下落しました。

NY時間午後にかけて、欧米株価が下げ渋る展開となったことなどから米長期金利と日経平均先物がやや反発し、ドル円がやや買い戻される場面もありました、NY時間終盤に再び米長期金利と日経平均先物が下落すると、ドル円は96.30円台まで下落幅を拡大しました。

東京時間にはいって、日経平均が大きく買い戻されて円売りも強まっているものの、米長期金利の反発が鈍いこともあってドル円の戻りは限定的なものに留まって、97円台を回復できない展開が続いています。

なお昨日、今日に日程で行われた日銀金融政策決定会合では、景気判断が据え置かれ、金融政策の現状維持が決定されました。

今日の海外時間には加・6月新築住宅価格指数、米・新規失業保険申請件数などの発表があります。