ニコンが14年3月期業績予想を下方修正、コンパクトデジカメの市場縮小など響く

 ニコン<7731.T>がこの日の取引終了後、14年3月期の連結業績見通しを従来予想の売上高1兆1100億円、経常利益850億円から、売上高1兆400億円(前期比2.9%増)、経常利益630億円(同30.3%増)に下方修正した。スマートフォンの普及でコンパクトデジタルカメラの市場縮小が一層進むと予想しているほか、レンズ交換式デジタルカメラについても市況の弱含みによる販売台数の減少を見込んでいることが要因。また、業績の下方修正に伴い、従来31円を計画していた期末配当予想を22円に引き下げ、年間配当を32円(従来予想41円、前期31円)にすると併せて発表した。
 同時に発表した第1四半期(4~6月)連結決算は売上高2389億8100万円(前年同期比7.9%減)、経常利益51億5000万円(同78.0%減)となった。半導体露光装置が設備投資抑制の影響を受けて低調だったほか、コンパクトデジカメの販売数量の減少などが売上高・利益を押し下げた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)