あす(9日)の為替相場見通し=中国経済指標が相場左右

 あすの東京外国為替市場の円相場は96円台での一進一退が見込まれる。予想レンジは1ドル=96円00~97円00銭、1ユーロ=127円50~129円50銭。この日は、一時96円06銭までの急激な円高が進んだ。為替相場は株式市場との連動性を強くしており、日経平均株価が下げに転じるのと歩調を合わせ円買い・ドル売りが強まった。急激な円高が進んだだけに、あすは96円台のレンジ内での円安への戻りも予想される。ただ、日経平均株価の値動きに左右される展開は続きそうだ。
 あすは中国の経済指標が発表ラッシュとなる。午前10時30分に消費者物価指数、生産者物価指数、午後2時30分に鉱工業生産、小売売上高などの発表が予定されている。8日の中国貿易収支は市場予想を上回る内容となり、リスクオンの姿勢が強まり円安が進む場面もみられた。あすも強めの中国経済指標が発表されれば、株価の上昇からの円売りが膨らむ展開も予想される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)