ディスコが3日続落、14年3月期業績予想を上方修正も先行きに警戒感

 ディスコ<6146.T>が3日続落。8日の取引終了後、14年3月期の連結業績見通しを従来予想の売上高975億円、経常利益14億2000万円から、売上高1012億円(前期比8.0%増)、経常利益156億円(同34.6%増)に上方修正したものの、上期が経常利益83億円から103億円(前年同期比31.8%増)に増額したのに比べて通期の増額幅が小さいことから下期は実質減額しており、先行きに対する警戒感が働いているようだ。また、業績予想の修正に伴い、従来中間42円、期末28円の年70円としていた配当予想について、中間51円、期末26円の年77円に増額すると併せて発表したがこれに対する反応は限定的だった。
 同時に発表した第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高274億500万円(前年同期比13.5%増)、経常利益48億2300万円(同59.5%増)となった。スマートフォンやタブレット端末関連の設備投資活発化を受けて、精密切断装置など主力の精密加工システムが伸長し業績を牽引した。ただし、第1四半期に旺盛だった設備投資が一服するとの見方もあり、これが会社側の慎重な修正につながったようだ。

ディスコの株価は11時16分現在5370円(▼240円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)