東京株式(大引け)=9円高、方向感乏しく夏枯れの様相

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 9日の東京株式市場は前日終値を挟んでの往来相場だった。前日の米株高や為替がやや円安含みにふれていたことから買い先行で始まったが、その後は戻り売り圧力も強く上値を追い切れなかった。
 大引けの日経平均株価は前日比9円高の1万3615円と小反発となった。東証1部の売買高概算は22億1414万株、売買代金は2兆309億円。値上がり銘柄数は743、値下がり銘柄数は862、変わらずは148銘柄だった。なお、きょうはミニ日経平均先物オプション8月物などのSQ算出日にもかかわらず、商いは盛り上がりを欠いた。
 きょうの東京市場は終始方向感の定まらない展開。前日の米国市場でNYダウが4日ぶりに反発したことや、経済指標の好転を受け中国景気に対する不安感後退から買いが入ったものの、戻り売りも厚く、プラス圏とマイナス圏を往来する動きを続けた。為替市場でも取引時間中は円高含みの動きをみせたこともあって、全般主力株への物色意欲は限定的で、短期資金の矛先は好決算発表銘柄の一角や材料株に向かっている。
 個別では、ディーエヌエーが堅調、住友鉱も高い。ソフトバンクもしっかり。新日理化が東証1部の値上がりトップに買われたほか、サニックスも急騰。渋谷工がストップ高、沢井製薬も急伸で一時上場来高値更新となった。半面、ファーストリテが安く、ニコンも急落。ヤマダ電は値下がりトップに売り込まれた。ドワンゴ、マーベラス、第一精工なども大幅安。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)