太平洋セメが堅調、通期増額の可能性濃厚で新高値にらむ

 太平洋セメント<5233.T>が堅調。株価は再び上値指向が鮮明で、7月18日の年初来高値373円払拭を目前に捉えている。参院選での与党圧勝により、安倍政権の基盤強化が進んでおり「国土強靭化」などのアベノミクス本格始動が、セメント最大手の同社収益環境にも多大な追い風となる。また、2020年の東京オリンピック招致への期待が強まる中で、首都圏を中心とした都市再開発やインフラ整備の強化も同社の中期成長シナリオを支える。
 前週8日に発表した13年4~6月期の連結業績は、工事増勢がセメント需要を後押しし、最終利益が20億4200万円の黒字と前年同期の53億8000万円の赤字から大幅な改善をみせた。今3月期経常利益は会社側見込みの400億円(前期比22.4%増)を大幅に上回る可能性が濃厚とみられているだけに、継続的な買いが流入している。

太平洋セメの株価は12時32分現在364円(△5円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)