東京株式(大引け)=95円安、売買代金は今年最低水準に

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 12日の東京株式市場は売り優勢のスタートながら、その後は押し目買いにプラス圏に浮上する場面もあった。しかし、物色意欲は低調で後場に入ってから再び売りに押される展開となった。
 大引けの日経平均株価は前週末比95円安の1万3519円と反落となった。東証1部の売買高概算は17億7744万株、売買代金は1兆5971億円。値上がり銘柄数は544、値下がり銘柄数は1087、変わらずは121銘柄だった。全体相場は夏季休暇モードで商い面は一段と減少、売買代金は今年最低を記録した。
 きょうの東京市場は、前週末の米国株市場でNYダウが反落したほか、朝方1ドル=96円台前半と円高傾向にあったこと、取引開始時間前に発表された4~6月期のGDPが年率2.6%増と市場予想を下回ったことなどから買い手控え感が強まった。その後、いったん為替市場でドルが買い戻されたのを契機に押し目買いが入り、前引けはわずかながらプラス圏で着地。しかし、手掛かり材料難の中で実需の買い意欲に乏しく、後場から先物主導で再び下値を試す動きに変わった。
 個別では、ソフトバンクが安く、三井住友、三菱UFJなど銀行株が軟調。三井不、住友不、ケネディクスなども大きく下げたほか、アイフルも売られている。フルキャストHD、Vコマースなども安い。半面、コマツが高く、キヤノン、ブリヂストンなども買われた。材料株ではカーバイドがストップ高に買われたほか、渋谷工、酒井重、日農薬なども値を飛ばした。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)