午後:債券サマリー 先物は小幅高、4~6月GDPは消化難状態

 12日の債券市場では、先物中心限月9月限は小幅高。夏休みモードで市場参加者は限られ、薄商いのなか小動き状態が続いた。
 この日発表された4~6月期GDP(国内総生産)が実質前年比2.6%増となったことに対しては、3.6%増が予想されていただけに、肩透かし感も強まった。消費増税の見送り論議が再燃しかねない結果だったが「9月9日発表の2次改定値で上方修正される可能性」(市場関係者)を指摘する声が上がった。特に、民間在庫の積み増しがあれば3%成長も見込めるという。ただ、2次改定値が期待を下回れば「安倍政権の政策に疑問符がつく」(同)とも言われるだけに改定値が今後の焦点となる可能性が出ている。
 この日の先物9月限は144円08銭で始まり、高値は144円13銭、安値は143円98銭、終値は前週末比2銭高の144円04銭。出来高は1兆4164億円。10年債の利回りは前週末比0.005%低下の 0.745%、 20年債は同0.015%低下の1.660%、30年債は同0.015%低下の1.775%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)